鹿児島大学で2025年10月10日から13日に開催された第30回植生学会大会は100名を超えるみなさまのご参加をいただき,無事終了しました。大会開催をお引き受けいただいた鹿児島大学川西さんはじめ,大会支援委員,運営委員のみなさまのご支援に心より感謝申し上げます。また研究発表された会員のみなさま,ご参加いただいたみなさまが相互に研究交流されましたこと,たいへん意義深く,厚く御礼申し上げます。
初日の企画シンポジウム「最新の植生史研究から学ぶ日本列島の植生変遷」は公開シンポジウムでしたので,会場とオンラインで会員外のみなさまにもご参加いただきました。数百万年前(第四紀)から現代の植生までを気候変動や地史的変遷を交えながら,たいへん奥深く,興味深いシンポジウムが展開されました。ご講演いただいた先生方,また設楽さんのコーディネートもすばらしかったです。ありがとうございました。
三十周年記念シンポジウムでは,福嶋先生の学会設立時のお話にはじまり,石川先生の植生研究の変遷,上條先生の植生学をコアにした他研究領域との関係性など,いずれもパワフルで充実したご講演でした。魅力的なお話のすべてをここでご紹介できせんが,このシンポジウムの内容は2026年度の植生情報(植生学会30周年記念特集)に掲載予定です。
懇親会ではポスター賞を受賞された院生のおふたり,吉川研究室の院生の方々など,若い世代のみなさん,これまで長年にわたって交流している会員のみなさまと話をすることができてたいへん幸せな時間でした。
台風襲来が心配されましたが,エクスカーションも天候に恵まれ,貴重な植物の自生地を確認することができただけでなく,夜遅くまで研究の議論が続いたというご報告をいただきました(参加予定でしたが,直前にキャンセルすることになり残念でした)。
会員のみなさまのご協力により鹿児島大会が盛会であったことをご報告し,あらためて感謝申し上げます。次年度は長野(信州大学)でお引き受けいただきます。みなさまのご参加をお待ちしています。
大会支援委員長 前迫ゆり




